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活動記録

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2019/02/25

関東支部第24回秋季大会報告

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Wordファイルはこちら英語授業研究学会・関東支部第24回秋季研究大会 参会記.docx

中学1年生:『協働学習で5ラウンド』与えられた環境に合わせて授業スタイルを考える」

授業者:赤井 晴子(埼玉・鶴ヶ島市立西中学校)

 

 笑顔溢れる元気いっぱいの授業であった。最初から座席がコの字型であり、徹底して共同学習を行っているのが伺えた。先生と生徒とのinteractionが活発であるだけでなく、4人グループ、ペアでの活動を通して、生徒同士のinteractionも活発であり、共同学習のよさが表れている授業であった。5ラウンドそのものは英語授業のシステムとして確立しているが、そのまま行うのではなく生徒の実態に合わせてスタイルを変えていこうとする赤井先生の姿勢が素晴らしいと感じた。

担当:中島真紀子(筑波大学附属中学校)

 

「中学校3年間で自立するライティング指導と高校生が自信を取り戻すライティング指導」
発表者:加藤 京子(兵庫県立北条高等学校・1994年度パーマー賞受賞)

 

生徒のライティング力を伸ばしたいと思いつつも、ライティング指導が後回しになってしまう。まとまったまった内容と量の英文を書かせたいが、学期に1度くらいしか行えない。生徒が書くことに、楽しく取り組めるようにするにはどうすればいいのだろう。まだまだ悩みは尽きないが、加藤先生のご発表は、このような私のライティング指導の悩みを解決する糸口となった。

「書く力を伸ばしてやらないと子どもは自立していかない」、「生徒が自己開示しなければ豊かな内容を書かない。そのために、教師が与えるモデル文が重要であること。」、「よいwriterになるために必要な視点として、語彙、ディスコース、generalからspecificな内容を書けるようにする。前置詞句を使い、情報を付け足していく。英語の表現形式を学ぶ。」など、それぞれの項目について、例を挙げて具体的にお話いただいた。中一の生徒がLady Gagaについて紹介した文に、She is not tall, but she is big.という文があった。このように発想豊かな文を書ける生徒を育てるために、ライティングの指導を改善していきたい。

加藤先生のご発表から、私自身が気付かずにいたライティングの醍醐味を教えていただき、もっともっとたっぷり時間をとって伺いたい内容であった。

担当:原田博子(文京区立第十中学校)

 

 

 

「主体的で・対話的で深い学びをめざした指導実践と『即興的なやりとり』を引き出す工夫」

発表者:伊藤 正彦(大妻多摩中学高等学校)

 

 発表者の伊藤先生が意識されている事として、日常の授業で音読をベースに生徒の英語使用や英語でのインタラクションの機会を増やし、生徒同士の協働学習の場面を大切にしているという事であった。そして、4技能5領域統合型のタスクを上手に活用し、フィードバックの工夫をすることで、次の学習活動への波及効果に繋がり、結果として主体的、対話的で深い学びを生徒が行うという事をステップ・バイ・ステップ、継続的にされている事がとても印象的だった。また、INPUT,  INTAKEが重要であるという事を踏まえた上で、生徒が英語を「即興的に」使う機会を継続してたくさん与えている所が、私にとって非常に実のある学びになった。伊藤先生の発表で学んだ事を、今後の自分の授業実践の中で活かしていきたいと強く思った。

 

担当:鈴木千貴(横浜市立桜丘高等学校)

 

 「コミュニケーション英語OutputにつながるInputIntake

授業者:石山 優 (山形県立新庄南高等学校)

 

今回のビデオで視聴した授業の目標は、INPUTINTAKEの場面として「前時までの学習内容をReproduction / Retelling する事と授業のまとめとしてのOutput活動としてのDiscussionという2つの事であった。授業者の石山先生は、目標達成のために、とてもよく工夫されたワークシートを効果的に使いながら、段階的に指導をされていて、生徒が意欲的に学習活動に取り組んでいた。INPUTINTAKEが重要であるという事があらためてよく分かり、そのような段階での丁寧な指導が、OUTPUTの質をあげることに繋がるのだという事を深く認識させられた。私ももう一度自分の授業を振り返り、INPUTINTAKE の重要性をもっと意識して、生徒がさらに意欲的にOUTPUT活動に取り組むように指導をしていきたい。

担当:鈴木千貴(横浜市立桜丘高等学校)

「『新学習指導要領の解説』を読み解く」


小 学 校:狩野 晶子(上智大学短期大学部)

中 学 校:髙橋 一幸(神奈川大学)

高等学校:豊嶋 正貴(文教大学付属中学校高等学校)

司  会:津久井貴之(お茶の水女子大学附属高等学校)


3人のシンポジストが、平成29年に告示された小学校、中学校学習指導要領及び翌30年に告示された高等学校の学習指導要領を踏まえ、小学校から高等学校の各学校段階において目指すべき指導の方向性について御提案をいただきました。その中で、特に、小学校高学年に教科として位置付けられる「外国語」にどう取り組み、中学校に引き継いでいくか、小中連携が今後のカギとなることを学びました。

担当:加藤智行(東京都立八王子盲学校)



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